・スピードとサイズ
複合機の性能に関して、メーカーサイトや販売サイト、あるいはカタログにおいてもっとも目を引く項目は、コピー(プリント)速度の項目です。
コピー枚数の違いによって価格が変わってくるといっても言い過ぎではありません。
しかし、大量の文書をプリントすることが想定しづらい新規オフィスにとって、プリント速度はそれほど重要な意味を持ちません。
プリント性能で確認するべき点は、対応する用紙の大きさです。
一般に流通している複合機が対応している用紙は、A3サイズとA4サイズになります。
日ごろ使う書類の大きさもA4サイズを使用するため、A3サイズのプリントが必要になる場面はあまり考えられません。
また、A3サイズに対応する複合機は、多少値段が上がります。
したがって、A4サイズに対応している複合機で十分ということになります。
・モノクロ・カラー
次に注意したい点が、モノクロプリントだけに対応しているかカラープリントにも対応しているかです。
カラー対応機に比べて、モノクロ機の価格は比較的低額なので、価格だけで考えると選びたくなりますが、カラープリントを行う必要があるならカラー対応機を選択すべきことになります。
めったにカラープリントをしないというなら、モノクロ機を導入して、必要なときだけコンビになどでカラーコピーを行うということも考慮されます。