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専用のパソコンを

・パソコンが必要

現在のビジネスシーンにおいては、文書の作成、電子メールの送受信などなど、パソコンを利用する場面はいくらでもあります。
もはやパソコンなしの仕事は考えられません。
そのため、新規オフィスの立ち上げにあたってはパソコンの準備も必要となります。

パソコンも広く普及し、一人一台の時代に入っています。
したがって、プライベートで使用するパソコンを持っているでしょう。
しかし、だからといって、プライベートで使用しているパソコンを仕事にも使うということは可能な限り回避します。
開業当初の資金のない段階なら仕方がないともいえますが、すぐにでも仕事用のパソコンの導入をしなければなりません。

今使っているパソコンがノートパソコンの場合、持ち運びができるので、家で仕事をするために帰るときに持ち出してしまいがちです。
しかし、移動の頻度が増えるにしたがって、パソコンの紛失の危険性が高まります。
パソコンの紛失とは、情報の紛失であり、それは即情報の漏洩に繋がります。
情報を漏洩した会社の信用は一瞬でなくなってしまいます。
失った信用を取り戻すことは容易ではありません。
特に、開業したばかりのオフィスにおいて、信用を失うことは死活問題となります。

パソコンの種類

従来は、パソコンの種類といえば、デスクトップパソコンとノートパソコンくらいしかありませんでしたが、最近ではそれに加えてタブレットパソコンが登場しています。
オフィスに導入するパソコンを選ぶ際には、それら3つの中から選ぶことになります。

・デスクトップ

デスクトップパソコンは、据え置きで使うことを前提としたタイプで、持ち運びができません。
パソコン本体とモニターが別になっているので、設置スペースがかさばるという欠点がありました。
しかし、最近では、モニターと本体が一緒になった一体型のデスクトップパソコンが発売されています。

・ノートパソコン

ノートパソコンは、持ち運び用のパソコンといえます。
一体になったモニターとキーボードが折りたためるようになっています。
なお、「ノートパソコン」とは、日本だけで通用する呼称であり、世界的には「ラップトップパソコン(Laptop computer)」と呼ばれています。

・タブレットパソコン

タブレットパソコンは最近登場してきた新しいタイプです。
持ち運びができるという点ではノートパソコンとは同じですが、大きな違いは、キーボードが付属しておらず、モニターだけの形状をしていることです。
キーボードがないため、ノートパソコンより薄型化、小型化できる点が利点ですが、キーボードがないため、文字入力には向いていません。

実際に導入するときに、3つのうちのどれか一つを選ばなければいけないということはありません。
一つで用が足りるのか、複数組み合わせるべきかを、今後パソコンをどのように使うかということを踏まえて考えます。

パソコンの購入方法

どんなパソコンを買うかを決めたら、実際にパソコンを仕入れる段階に入ります。
パソコンの入手方法としては、家電量販店、パソコン専門店、メーカーの直販サイトでの購入が考えられます。
また、すでにプライベートで使用している、あるいは使用していたパソコンを流用したり、人から譲り受けるといった場合もありえますが、ここでは購入する場合について考えて生きます。

・家電量販店

家電量販店の場合、国内メーカーをはじめ、有名メーカーの製品を中心に品揃えしています。
パソコンの価格は、性能や搭載されているソフトウェアの種類によって幅広くありますから、自分に必要な性能や機能に見合った製品を買わないと、無駄に高い買い物になってしまいます。
大抵の量販店には、売り場に店員が常駐しているので、その店員を捕まえて納得がいくまで説明を求めるのもいいでしょう。

・パソコン専門店

パソコン専門店の場合、国内メーカーはもちろん、家電量販店では見かけないような海外のメーカーの製品までカバーしていることが普通です。
専門店の店員は、パソコンについての知識も豊富なので、パソコンの用途や目的に応じた製品を用意してくれます。

・直販サイト

メーカーの直販サイトの場合、メーカーによってはカスタマイズに対応しています。
ウェブサイトを見ながら、カスタマイズしていくので、必要な機能や性能などについて、多少の知識が必要となります。
しかし、量販店の店頭で買うよりも望みどおりの性能を実現することができます。

パソコンで何をするか

・用途を明らかに

パソコン選びのときに忘れてはいけない大事な要素として、パソコンで何をするかということです。
目的に応じたパソコン選びをしないと、せっかく購入したパソコンではしたかったことができなかったり、あるいは必要のない機能が搭載されているために、購入価格が高くなってしまったりしてしまいます。

パソコンで何をするかは、どんな業種で起業するかということによって左右されます。
どんな業種であっても、文書を作成する必要がありますので、ワープロソフトは最低限必要となります。
パソコンだけを先に買って、後からワープロソフトを追加するという買い方も可能ではありますが、パソコンと同時購入の場合と比べて、別売りのワープロソフトを購入すると割高になってしまいます。
たとえば、SOHOでよくあるデザイン事務所として事業を展開しようというような場合には、パソコンでデザインをすることになるでしょう。
快適にデザインをするためには、パソコンの性能を必要とします。
デザインなどのグラフィックに対応したパソコンの価格は比較的に高くなります。
家電量販店に売っているような安さを売りにするパソコンでは、まったく性能が足りないことがほとんどです。
そのため、安さにつられて機種を選んでしまうと、後々後悔することになります。
新しいパソコンに買いなおさなければいけないとなれば、余計な出費が必要となります。

パソコンを買う前には、パソコンで何をするのかしないのかをきちんと煮詰めていないと貴重な開業資金を浪費することになってしまいます。

外出先からメールを確認する

・Webメール

インターネットや携帯電話の利用が一般的になるにつれて、電子メールも広く利用されるようになりました。
ビジネスにおいても、重要な情報を電子メールでやり取りするということも珍しくありません。
新規開業当初のオフィスは、少人数での運営となります。
そのため、一人が出かけれるオフィスが無人になってしまうことになります。
外出している間に重要なメールがパソコンに届いているかもしれません。

本来は、携帯電話を持ち歩いているといっても、携帯電話からではパソコンに届いたメールを確認することはできません。
しかし、外出先の携帯電話からでもパソコンに届いたメールを確認する方法があります。
そのようなサービスとして「Webメール」があります。

Webメールは、パソコンの中にメールを保存するのではなく、インターネットにメールのデータを保存するものです。
インターネットに接続できる環境があれば、パソコンだけでなく、携帯電話からでもメールを確認することができます。
各種のWebメールサービスがあり、無料のものから有料のものまであります。
一般的に、有料のものほどサービスが充実しており、無料の場合は機能が制限されたりしています。