アナログ回線

・アナログ回線には2種類ある

電話回線には3つの種類があります。
すなわち、アナログ回線、デジタル回線、および光回線の3つです。

3つの中のアナログ回線が、従来から使われてきた銅線のケーブルで、一般に「電話線」とってイメージするのがこのアナログ回線です。

さらに、アナログ回線は、ダイヤル回線とプッシュ回線の2種類に分類されます。
ダイヤル回線は、パルスを使用する方式で、電話機の番号部が回転式(ダイヤル)となっており、電話番号をダイヤルすると、ジジジと受話口から聞こえてくる方式です。
かつて広く使用されていた「黒電話」の時代には、このダイヤル回線が使用されていました。

プッシュ回線では、トーンを使用します。
この回線方式で使用される電話機の番号部はボタン型となっており、ボタンをプッシュすることで番号を発信します。
番号をプッシュすると、受話口から「ピポパ」と聞こえてきます。
プッシュ回線が登場してきた当初は、電話機がダイヤル回線とプッシュ回線のどちらかにしか対応していませんでしたが、現在では、どちらの方式にも対応した電話機が一般的となっています。