電話機の種類

・電話機の呼び名

電話機には種類があります。
大きく分けると2種類あります。
すなわち、一般の家庭においてある電話機を「一般電話機」、オフィスにおいてあるものを「多機能電話機」といいます。
一般電話機のことを「家庭用電話機」、「多機能電話機」のことをビジネスフォンと呼ぶことが普通です。

・主装置

家庭用電話機は、電話機1台あれば通話が可能ですが、ビジネスフォンは家庭用電話機とは違い、電話機本体だけで通話することはできず、「主装置」と呼ばれる装置が必要です。
この主装置にビジネスフォンを接続します。
主装置は、内外線または内線間を繋ぐ交換機器で、ビジネスフォン専用電話機1台1台を制御します。
設置には、電話工事の専門知識(資格)が必須です。

・通話に必要な電話回線数

家庭用電話機は、1台につき1回線を必要としますが、ビジネスフォンの場合は電話機本体は何台でも接続可能です。
そして、利用頻度によって常時必要な回線数を適宜契約していく形で、後から回線の数を増やしていきます。

・内線電話

同じ主装置へ接続されているビジネスフォンは、「内線」という機能が利用できるので、オフィス内の電話でのやりとりに通話料が掛からないのに対し、家庭用電話機同士では、同じオフィスないし家屋の中でも、「外線」で通話をする必要があり、料金が掛かります。