印刷方式

・インクジェット

市販されている複合機の印刷方式には、インクジェット方式とレーザー方式があります。
オフィスでの用途を想定したビジネスモデルは大抵レーザー方式を採用しています。

インクジェット方式は、粒子状のインクを直接紙に吹き付ける方式です。

この方式の特徴として、価格の安さと本体を小型化できることがあります。
そのため、家庭用のプリンターではインクジェット方式を採用しています。
また、価格の安さに加えて、写真の再現性の高さがレーザー方式に比較して優れています。
ただし、欠点として、インクの消耗が激しく、インク代がかかることがあげられます。

・レーザー

オフィス用の複合機の印刷方式として一般的に採用されている方式がレーザー方式です。
この方式では、レーザーを照射したドラムにトナーを付着させ、ドラムに付着したトナーを用紙に印刷していきます。
モノクロ印刷では、インクジェット方式よりも精細な表現が可能ですが、カラーでの写真画質に関しては、インクジェットには及びません。
また、インクジェット方式に比べて高速にプリントできます。
欠点としては、機体の小型が難しいということと、消費電力の高さ、トナーなどの交換用消耗品の価格の高さがあります。
しかし、大量に印刷するような場面において、真価を発揮します。