電話機の数と電話回線の数

・主装置

オフィスで使う電話機台数が2台以上を想定する場合は、ビジネスフォンの導入を考えることになります。

家庭用電話機を2台以上使う場合は、電話機の台数分の回線数を確保しなければならず、電話機の数だけ回線契約が必要ということになります。
もちろん、回線数が増えれば、それだけ利用料金が発生します。

それに対して、ビジネスフォンでは、電話機の数が増えても、回線契約の数を増やす必要はありません。
回線数を増やさずにすむということは、1つの回線契約でよいということで、それだけ利用料金の節約に繋がります。

注意点としては、ビジネスフォンを利用するには、「主装置」が必要だということです。
したがって、ビジネスフォンは、電話機と主装置の組み合わせで使用します。

新規にオフィスを開設するにあたり、電話機が1台しか必要なく、今後も電話機の台数が増えることがないということがはっきりしているのなら、ビジネスフォンの導入は必要ありません。
しかし、今後、会社の規模を拡大し、電話機の台数が増えることが予定されているのなら、ビジネスフォンをあらかじめ導入することも考慮に入れておくことも考えられます。