・0035ビジネスモードとは
携帯電話はいまや一人一台の時代に入っています。
総務省の調査によると、2011年度の時点で、携帯電話の普及率は100パーセントを超えています。
すなわち、日本の人口よりも携帯電話の台数が多いということを意味しています。
普及率の内訳には、携帯電話とスマートフォンが含まれているので、利用者が両者の2台持ちという使い方をしていることが普及率が100パーセントを超えた理由と考えられます。
携帯電話の普及率を見るまでもなく、ビジネスにおいて携帯電話は必須のツールとなっています。
理想を言えば、ビジネス用とプライベート用の携帯電話の2種類を使い分けたいところです。
しかし、携帯電話を複数所有するということは、台数分の利用料が発生するということです。
経費を考えれば、複数もちは避けたいところといえるかもしれません。
たとえば、NTTコミュニケーションズは、1台の携帯電話をビジネス用とプライベート用で使い分けられるサービスを提供しています。
具体的には、「0035ビジネスモード」という名前でサービス展開をしています。
0035ビジネスモードは、事前に登録した携帯電話の通話料を、ビジネス分とプライベート分とで別々に請求するものです。
したがって、プライベート用の携帯電話をビジネス用として使用する場合でも、ビジネスで使った通話分だけを会社の経費として計上することが可能となります。